ホイTです。
誕生日から丁度1ヶ月たった今日気づいたのもなにかの因果かとも思うのですが、、
前回、37歳だったよ・・・と宣言したものの、よくよく自分の生年月日を計算すると、36でした・・・もはや自分の年齢すら把握できていない有様です。
そんな、色々覚えられない僕の中にも、ちゃんと覚えていることってあって・・・
例えば僕は、音楽が好きだし、なんなら歌ったりするのは好きなんですが、それって、幼少の頃に母上の父上、つまり母がたのおじいちゃんが、ドライブの時によく歌っていたり、一緒にお風呂に入った時に、「ばばんばばんばんばーん」て、すごく良い声で歌っていたからなんですよね、これほんとに、良い音楽に出会うたびに常々思うんですが。
正直に言うと、おじいちゃんの顔とか姿とかは、写真とかみて、「え、こんな顔だっけか」と思うくらい、今では記憶にないところもあるのですが、お風呂で歌っていたのは、多分1回きりだったと思うんですが、今でもその時の声を鮮明に思い出せるんですよね。なにせ本当に良い声で、素敵で、楽しそうだったんです。
それもあって、僕は温泉とかお風呂が大好きというのもあるのかな、と思ったりしますし。
何が言いたいかというと、見た目とかの記憶ってあんまり残らないけど、音に関する記憶って、めちゃくちゃ残るよねってこと。
見た目って身体の動きとか感情の変化にあまり変化をもたらさなかったりするというか、見た目とか写真にするなにかしらって、香りとか、無音なら無音で、静まり返った空気の流れに感じる「無音の中にある音」みたいに、何かしら記憶に残る何かが、少ないような気がしていて・・・
対して音・香りなどの目に見えないものって、それだけでものすごく記憶に残るんですよ。
じいさまの歌声、冬の乾いた空気に潜む無の香り、美味しいお肉の焼ける香り、大好きな女性の、なんかえっちな香りなどなど。
目にうつらないものほど記憶に残るものだな、などと思ったりしました。
僕がもし大学の研究者、とかだったら、こうした目に見えないもの、「肌に対する◯◯のシワ改善効果」みたいなものよりも、特に音に関する記憶とのかかわりとか、研究したいな・・・とか思いますが、僕自身の今の仕事や興味を考えたら、他の熱心な研究者が、いずれそのことを沢山教えてくれることを期待した方が、幸せだなぁと考えたり。
めっちゃ時間に余裕があったとしても、もっとやりたいことはギター弾いたり歌ったりだからね。
米国のプロのミュージシャンなんかは、音楽がもたらす人体への健康効果を研究する人に積極的に出資したりってしながら、自分は好きな音楽をつくりつづける、みたいな話があったりもするので、僕もそんなことがしたいです。
僕の場合はもっと感情的なところというか、音がすごい記憶に残るよね、っていう話でしかないんですが。笑
でも、強く残る記憶が、人の一生に与える影響、みたいな研究とかもあったら、より記憶を司る部分に重要な意味がでてくるよね、そしたら早い段階で良い音楽を楽しく聴けたら、その後の人生もっともっと幸せだよね、とか。そういうの。そこまで知ることができたら、本当にやばいなぁとか、ざっくり思います。
画像は僕の愛猫とくべえの、ゴロゴロと癒やされる音を鳴らしながらオフトゥンをふみふみするさまです。長生きしてね。
ではまた。